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ロデンバッハはメイド服の夢を見るか?~甘いみつの部屋ブログ~

2011年5月5日トレジャーフェスタin有明5で原型師デビュー。まだ出来ることは少ないですがよろしくお願いいたします。

種明かし

 仲間からディーラー名、ブログ名の不思議を聞かれたので少し書きます。なんだかごつごつ・イタ目なんで気になったのでしょうが…地味に文学ネタです。

 ディーラー名「甘いみつの部屋」…森茉莉の小説「甘い蜜の部屋」より

 森鴎外の次女で小説家・翻訳家の森茉莉の半自伝的小説です。自分と同世代のオタク(ニュアンス的にヲタクではない)には非常に素敵な世界です。キャッチコピーは「反“女の一生”的小説」だったかしら。ちなみに作者はモーパッサンを耽読していました。
 でもちょい昔までオタクってよく本を読んでいたというか、ある程度言語ゲームみたいのがあったと思うのですが…上の世代と話をするのも他にはシブサワや足穂、三大奇書みたいなブンガク作品は自分の周囲では必読でした。ガイナックスが罪作りにも意味もなく中学二年生の女の子に旧約・新約聖書を読破させるアニメを作った頃(朝日新聞の文化欄)は…
 最近の若者は本読まなくなったなあ~冨野カントクじゃないけどガムダンだけじゃ女の子にもてないのに~そんな年寄りな愚痴ばかり云うていた友人(故人)や当時好きだった女性の想い出との想い出もあって○パクしました。ディーラー参加を考えていたころに訃報を聞いたので

 僕が持っているのはこれ↓池田満寿夫装丁の奇麗な本ですよ

甘い蜜の部屋 (1975年)甘い蜜の部屋 (1975年)
(1975)
森 茉莉

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 現在では筑摩文庫版がお手頃です。最初に読んだのは高校の図書館に所蔵されていた豪華な全集本でした。今思えば私学とはいえ変な図書館でした。かなり現在ではかなり不道徳な小説なので

甘い蜜の部屋 (ちくま文庫)甘い蜜の部屋 (ちくま文庫)
(1996/12)
森 茉莉

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 ブログ名「ロデンバッハは~」…ジョルジュ・ローデンバッハの小説「死都ブリュージュ」とフィリップ・K・ディックの小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」より

 ジョルジュ・ローデンバッハ(ベルギー出身なので仏語読みのロダンバックとも読みます。”ロデンバッハ”がぐぐる先生的に良かったので)は19世紀の象徴派の小説家で短編小説やコント(日本語でいうところのカワバタ的短説?)で有名です。あとトラピストタイプのベルギービールでもそんな名前のがありました。もっとも有名な作品は「死都(死女)ブリュージュ」、無為に過ごしている男寡が亡き妻に生き写しの女中と暮らしていて…というようなお話です。一応「メイドふく」のデザインはベルギーの民族衣装が発祥ということになっているので…パーラーメイドかキッチンメイドかとかよく分かりませんけど

 電気羊はあまりに有名な古典的名作SFなので駄文は割愛します。

 先ほどの友人宅で飲んでいた時のネタだったんですね。主人公が見ているのはメイド服の悪夢ではなくて亡き妻の夢では…というツッコミはなしで


死都ブリュージュ (岩波文庫)死都ブリュージュ (岩波文庫)
(1988/03/16)
G. ローデンバック

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 僕が持っているのはこれ↓叔父から借りて読んだのち全巻そろえました。十年以上前吉祥寺の古本屋で購入したのですが、何故か挟まれていた伝票を見ると学習院大学で購入された本でした。 

死都ブリュージュ・霧の紡車 (1984年) (フランス世紀末文学叢書〈8〉)死都ブリュージュ・霧の紡車 (1984年) (フランス世紀末文学叢書〈8〉)
(1984/07)
ジョルジュ・ロデンバック

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アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))
(1977/03/01)
フィリップ・K・ディック

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  1. 2011/10/13(木) 16:12:44|
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