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ロデンバッハはメイド服の夢を見るか?~甘いみつの部屋ブログ~

2011年5月5日トレジャーフェスタin有明5で原型師デビュー。まだ出来ることは少ないですがよろしくお願いいたします。

スカルピー造形のあれこれ

スカルピー造形についていくつか質問を頂いたのでお答えします。

原材料費:

自分はグレイスカルピーとスカルピープリモ(ホワイト)を半々ずつ混ぜて使っています。
グレイスカルピー 454gグレイスカルピー 454g
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樹脂粘土 premo プレモ! シルバー 16oz(454g)樹脂粘土 premo プレモ! シルバー 16oz(454g)
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スカルピープリモの方が若干高価ですね。

前回の「夜々」(1/8サイズ)では200g弱ほど使いました。
まだ本申請レベルなのであと20gほど使いそうです。

出来あがった原型の重さは156g、30~40gくらいは削った分ですね。

総使用量を200gとすると1体仕上げるのに1000円くらいという計算になります。

勿論水着であまり髪の長くない娘さんならば使用量はおさえられますし、
更に複雑な髪型でロングスカート…という具合なら使用量は多くなります。
「夜々」の場合、袖がかなり重いはずですね。

ファンドやポリパテより高価ですが、エポパテやワックス・クレイ(再利用可能ですが)より安価、
といったところでしょうか。
キット化出来るまである程度、時間と苦労は要求されることを考えるとほとんど気になる金額ではないかと思います。

他に使ったマテリアルは

画像転写用液体ねんど(リキッドスカルピー)2oz画像転写用液体ねんど(リキッドスカルピー)2oz
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それにΦ1.2mm、1.5mmのアルミ線、Φ0.6mmの銅線くらいです。

リキッドスカルピーは一年くらい持たせているので、1体辺りは100~200円くらいの使用量ですね。


原型を造る総材料費は大体1500円以内に収まっているという計算になります。


髪の造り方:
前髪はある程度顔が出来てから、造り始めます。

額にスカルピーがくっつかないよう軽くシッカロールをまぶしてから、適当に細く伸ばしたスカルピーをくっつけていきます。
頭の上の方で軽くくっつくくらいですね。
全くくっついている個所がないと、造りにくいのです。


額と前髪の間にある程度空間がないと重い印象になるので、焼く前に少し持ち上げてやります。

予め額に油粘土を伸ばしておいてからスカルピーを盛る…という方法もよろしいかと。

顔パーツについたままオーブンに入れます。
細かいパーツは壊れやすいので少し長めに焼きます。
140℃弱のオーブンで20~25分といったところでしょうか。

焼けたらまだ熱いうちに取り出します。
まだ熱い状態だと柔らかくて顔パーツから外しやすいのです。
焼いたばかりのパーツや顔パーツを壊さないよう慎重に作業して下さい。


更にディテールを追加する場合はリキッドスカルピーを塗ってから重ね盛りします。


後髪は後頭部部分だけ先に造ります。

一旦焼いてある程度形が決まったら、ピンバイズを用意します。
銅線を植え付けるための穴をあけるためです。
自分はΦ0.6mmの銅線を使っています。
銅線を芯にしてスカルピーを盛るわけです。

スカルピーが固まったら銅線は不要になるので、引っこ抜くことを前提、瞬着で固定しません。

銅線を差していきます。
髪が舞い上がる様子をイメージしながら曲げていきます。
銅線の長さも整えてやります。
DSC_8834.jpg

スカルピーを盛ります。
まだ“芯”レベルの盛り方で十分です。

焼き固めます。
前髪パーツ同様折れやすいので少し長めに焼きます。

一旦冷やしてから、整形します。
焼いているうちに歪んでしまった個所があったら、修正します。
切った貼ったは毎回のことですが、修正ポイントを早めに見つけることが重要、
モールドを造り始めた頃に気付くと大変です。

髪の毛の造形は奥深いです。
自分もまだ下手なのでうまい人の造形を参考にしながら造っています。


振袖:

先ずスカルピーを大の上で延ばします。
小麦粉を麺棒で延ばすのと同様の作業です。

麺棒では大きすぎるので、100均で買った木製の丸棒を使用しています。
勿論適当な大きさ・硬さの丸棒ならなんでもかまいません。

適当な大きさに切りだします。

袖の両端に銅線を置いてやります。
そのあと、銅線が後々浮き上がらないよう、軽くスカルピーを持っておきます。

銅線を骨組にして袖のはためいている様を造る…というわけです。
銅線は後で抜く予定なのでリキッドスカルピーは使いません。
何回も確認しながら少しずつ曲げてやります。

腕に直につけます。
このときも銅線を芯にして接合します。
少しだけシアノンで固めてからあとはリキッドスカルピーを塗った上にスカルピーを持っていきます。隙間には出来るだけ充填します。

いったん固めてやります。
袖部分はかなり重く、接合箇所にも力がかかりやすいので少し長めに加熱します。

固まったらナイフで整形、袖に出来る皺などはスカルピーを重ね盛りしてスパチュラで作っていきます。
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  1. 2013/08/22(木) 20:27:57|
  2. フィギュア
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