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ロデンバッハはメイド服の夢を見るか?~甘いみつの部屋ブログ~

2011年5月5日トレジャーフェスタin有明5で原型師デビュー。まだ出来ることは少ないですがよろしくお願いいたします。

ニャル造るよ~step3

 いよいよ塗装編です。

 まず塗装のしやすいように爪楊枝などを持ち手として固定します。
 塗装中持ち手から落下すると悲劇なので(毎回必ずやりますがね)しっかり固定して下さい。
 
 もし塗装を失敗してしまったらラッカーシンナーで洗ってあげると簡単にやり直せます。(ドボン洗い)
 適当な容器にラッカーシンナーを少量入れて、失敗したパーツを入れます。
 容器を適当にからから揺らしてあげればあっという間に塗料は流れます。
 最後に一応綺麗なシンナーで軽く洗ってあげてから、もう一度中性洗剤で洗います。
 
 ※ラッカーシンナーは非常に有機臭が強いので屋外で使用することをお勧めします。
 それと長時間パーツをシンナーにつけておくのはNGです。
 レジンは無発泡ウレタンと云いながら多孔質なのであまり長時間シンナーにつけておくと、浸透して
 プヨプヨになってしまいます。最も数時間ならあまり問題はないのですが。


 基本塗装はすべてラッカー塗料を使いました。
 クレオス、ガイアノーツ、フィニッシャー等ですね。

 薄め液はリターダーが入っているエアブラシ用のものを使って下さい。
 リターダーの入っていないタイプは塗面が荒れたりつまりの原因になるのでお勧めできません。
 間違って購入したらクレオスのリターダーシンナーを混ぜればよいのですが…
 もしエアブラシ用薄め液でもトラブルが起きたらさらにリターダーを足します。
 盛夏や湿度が高い環境ではリターダーを足しますが、今時分は必要ないかと~ 



 プライマーを吹きつけます。
 希釈せずそのまま吹きつけます。
 私は昔ながらのクレオスのメタルプライマーを使っています。
 1瓶210円、大体半分くらい使いました。
 
 メタルプライマーを吹くと艶々になるのが嬉しい…吹き忘れがあると塗料がペリペリはがれるトラブルの原因に
 なりますので、念のため2度吹きます。

 肌色部分はサフレス塗装するので特に慎重に行います。
 プライマーが垂れたりしたら乾燥後、細かい番目のスポンジやすりをかけてから再びプライマーを吹きます。

 シアノンを埋めて白っぽくなった個所などレジンの成形色と異なる部分はリタッチします。
 フィニッシャーズカラーのアイボリーホワイトはベルグのアイボリーとほとんど同じ色なので、調色せず
 希釈して吹いています。

 目のマスキングをします。

 少し前の模型誌では細切りマスキングテープを淵につけてから、細かく切ったテープでうめていく…というような面倒な記事も紹介されていましたが、私はテープをマスキングしたい箇所に張り付けてから直にデザインナイフで余分な箇所を慎重に切り取っています。
 このときナイフの刃を立てるようにテープを切っていくと簡単に切れてくれます。
 余分な箇所が切れたら最後に爪楊枝の先でテープをなじませてやります。
 両目で5分かからないですよ。



 フレッシュ:以前は色々と凝った調色をしていたのですが、もっとも簡単なレシピを紹介します。

 ガイアノーツのユキフレッシュに同社のディープサフレスピンクを少し混ぜます。
 どちらもイベント限定カラー?なのですが…

 ユキフレッシュはそのままでは黄色味が強く(セルロイドのお人形っぽい?)少し血色をよくしたいので
 ディープサフレスピンクを少量加えます。

 試し吹きしながら理想の調合を目指してください。


 面相筆で耳など少し濃い色目になるところに塗料を流し込みます。
 エアブラシ吹きするのと同様の希釈した塗料を使うと良いですよ。
 少しはみ出ても吹きつけ後目立たなります。
 
 塗装するときの注意としてはいきなりパーツに彩色せずに白い紙なんかに吹いて確認後
 少しずつ吹くこと…調色を確認・それに吹き始めはニードル先に塗料が垂れていることも多いので 

 顔を塗装します。
 前髪で隠れる額は少し濃いめに吹きつけます。
 ただあまり書く吹きつけると酔っぱらったようなデレ顔wになるので慎重に塗装して下さい。


 両手足も同様に塗装します。
 ニーソやぱんちゅはマスキングはしないでそのままフレッシュを吹きます。
 透け塗装を狙ってもいいですし、隠ぺい力の強い白を吹けばちゃんと白くなります。
 

 最後に艶消しクリアーを吹くと少し白っぽくなるので気持ち濃い目に塗装するといいみたいです。
 顔の瞳にマスキングは塗料が生乾きの状態ではがします。
 あくまで生乾き、指で強く押すと指紋が付くくらいが良いです。
 あまり乾いていないと塗料は流れますし、完全に乾燥後はがそうとすると塗膜ごとテープに持っていかれるので
 注意して下さい。




 フレッシュ以外のパーツはプライマー塗付後ホワイトを吹きます。
 ホワイトプライマーを使いなれていればそちらでも良いのですが…

 よいベースホワイトの条件は

 1:隠蔽力が強い。
 2:カーモデルに使えるくらいに艶ありのきれいな仕上がりになる

 ということでしょうか?

 自分は何年も前に買ったWaveの徳用ベースホワイトを使っています。
 クレオスのクールホワイトもお薦めですが…なぜ徳用びんが出ない?




 シャドウ色:
 レシピは…

 純色バイオレット+純色シアン+ブラック+ホワイト+クリアー

 ※純色2色はガイアノーツのものです。クリアーを混ぜるのはあまり薄く希釈したくないからです。


 シャドウ色が乾いたらマスキングします。
 胴体パーツのフリル等はしっかりマスキングすると面倒なので、以下のように簡単にマスキングします。
 まだ色がついていない箇所は筆塗りで対処します。

 黒は…
 クレオスのブラックをクリアーで薄めたものを使いました。
 原作版は少しブラウンを混ぜると良いですよ。
 

 ※GKの塗装では意外と黒を使います(水彩油彩とは真逆)
 以前はクレオスの157スーパーブラックを使っていたのですが、現在絶版orz
 ガイアノーツの徳用ブラックはどうなのだろう?
 今回はクレオスの基本色ブラックを使いましたが、イマイチ深みのある黒く仕上がらないというか…

 
 市松柄は細かく切ったマスキングテープを使います。
 
 スカート部は一辺3~4mmの正方形に、胸リボンは一辺2.5mmほどの正方形で良いかと思います。
 スカートは意外とマスキングテープが必要ですね…
 カットマットにマスキングテープを張り付けてからデザインナイフでカットします。
 マットは100均のもので十分ですよ。
 あくまで各襞ごとに市松模様を整え、段でつじつまを合わせるように?します。
 皺部分は塗装中テープがめくれ上がらないよう爪楊枝を使ってしっかりなじませて下さい。


 エアブラシでブラックを吹いていきます。
 先にシャドウ部分を吹いてから全体を吹いていきます。
 

 ニーソ:マスキングしてからホワイトにクリアーを混ぜたもので透け塗装します。
     ホワイトが乾いたらほんの少しシャドウ色を吹きます。


 下着:ぱんちゅを塗装します。
 ニャル子さんは“魅惑の黒”、若しくは“情熱の赤”2択ですねwww
 最近は政純の白?もはいているらしいけど…

 “赤”のカラーレシピは

 シャインレッド+純色マジェンタ+クリアーレッド+クリアーオレンジ
 
 “黒”はブラック+クリアーを使いました。

 少しパールカラーを足しても面白いと思いますよ。
 

 透け仕上げを心がけたいので少し変わった塗装をします。

 まず肌色部分をマスキングします。

 次に下着色をドライブラシします。
 エッジが下着色になってきたら薄く吹きつけていきます。
 

 奥まったところはフレッシュが残り、全体が薄く下着色になったら完成です。


 靴:ボディーと同じ黒です。

 最後に艶消しクリアーを吹いたら、靴だけティッシュでこすって艶を復活?させます。
 靴だけマスキングしてクリアーを吹くのは面倒なので…


 髪:まず下地にパールカラーを吹きつけます。
   今回はクレオスのダイヤモンドシルバーを使いました。
   最も最後に艶消しクリアーを吹くとあまり見えなくなってしまうのですが~
   黒や青髪など濃い髪色でしたら下地にシルバーを使ってもいいですよ。 

   次にシャドウ色を吹いていきます。
   原作だとグレーにほんの少し青紫が混じったくらいの色調、
   アニメ版はシャンパンゴールドというか少し黄味がかっていますね。

   ボディーのシャドウ色同様、調色後クリアーを混ぜます。

   まずシャドウ部分を攻めてから全体に吹きつけていきます。


   後髪パーツは重いので落下トラブルにご注意ください。
   自分は何回も落としてしまいました…先端が折れるとSAN値削られて大変ですよ~


 最後に…

 ◦フレッシュをサフレス仕上げにするのは通常塗装より遥かに楽にある程度の仕上がりを期待できるからです。
 最近キットを組むのはイベント直前に頒布するものを組むくらいという状況なので…
   
 ベルグのアイボリーを使っているのも他社のものと比べ成形色がサフレス向きと思っているからです。
 コールドキャストよりPVCの仕上げが好きという方はサフレス仕上げがお薦めです。
 
 お客さんに業者抜きかあるいはサフレス仕上げ可能か訊かれることもあるのですが、
 ある程度対処法を知っていればうちのキットのクオリティでも十分可能です。
 

 最もディーラーを始めたばかりだった去年の5月10月は現在より随分気泡の多いキットを
 頒布していたのですが…
 ※当時うちのキットを買って下さったお客さんであまりに気泡の多いパーツが含まれていた方は
 今からでもご連絡ください。
 まだ型も生きているので、少々お時間をいただければ対処いたします。


 ◦キャラクター物・スケール物問わず塗装術はアイデアだと思います。
 基本はハウツー書籍などでしっかりと押さえて色々工夫してみてください。
 イベントで美しい作例を展示しているディーラーさんに聞いてみるというのも手かと…
 皆さん親切に教えてくれますよ。 
   
 ◦ハンドピース…
 プライマー・ベースホワイト・パール・メタルカラー・仕上げのクリアー吹きには0.3mm径を
 それ以外の彩色に0.2mm径を使っています。
 どちらもクレオスのダブルアクションです。
 
 彩色に0.2mmを使うのは0.3mmより細吹きが出来るというわけではなく、ごく少量ずつ吹きつけられるので失敗が少ない…というのが主な理由です。
 0.3mm1本でも十分に対処できます。
 ベースホワイトやサフ吹き等には大容量のトリガータイプのもの(口径も大きめの物)が重宝するみたいですが、よっぽどの大型キットでない限り、0.3mm一本でOKですね。
 今時エアブラシが必要な作業は模型作りかネイルアートくらいなのでヤフオクなんか見ていると信じられないくらい安く出品されていますよ…便利になったもんです。
 自分は予備に街のリサイクル屋で1本1200円の物を2本買いました。
 どちらもダブルアクション、シングルアクションは過去のものになったみたいですね。

 ◦コンプレッサーは
 中学生の頃買ってもらったタンク付きのダイヤフラム式を使っています。
 現行の塗装用コンプレッサーと比べると振動・騒音とも大きいです。
 ただリニアタイプと比べるとパワーは強いのでストレスはないのです。
 
 レギュレーターは
 waveの物を使っていますが、あまりお勧めしませんww
 なぜだか同社のホースにしか取り付けられないのです。
 道具1式そろえたときエアテックス社製が品切れだったので…クレオスのも持っているのですが~

 ただ専門の人に云わせると圧力メーター付きレギュレーターの水抜き機能はあくまでおまけレベルらしいです。
 厳密に水抜きをしたい場合は専用のレギュレーターを使うべきとか…
 最もハンドピースの下にドレン&ダストキャッチャーをつければよほど長時間使用しない限り問題はないみたい
 です。
 
 塗装ブースは
 エアテックスのブラックホールを使っていますが、大きすぎて取り回しが悪いのでお勧めしません。
 自重で歪みますし、ボディが黒いのでパーツが確認しづらいのも×困りもの…スリムに改造したいくらいです。
 シロッコファンやフィルターを買って、衣装ケースを加工して自作する人も多いので、ネット等で調べてみてください。


 色々と書きましたが、エアブラシ塗装は慣れが重要です。
 あらかじめハウツー本等で一通り基本を予習してから感覚的に覚えていくのが一番です。
 塗料の希釈ひとつとっても人それぞれなので…


 
 全体の基本塗装は終わりました。

 次はいよいよ瞳入れ等メイクをおこないます。古典的ですが田宮エナメルを使います。
  
 
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  1. 2012/11/04(日) 17:15:47|
  2. 這いよれ!ニャル子さん(ニャル)
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